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■留学生

 お茶大の試験を受けると決めたのは2015年の8月でした。その時から、お茶大のHPをずっと見ていました。特に日本語教育コースのHPには、たくさんの情報が載せられています。自分が受けたい先生の分野を詳しく知りたい場合は、そこは絶対見逃さないようにしましょう。また、先輩たちの経験談も、試験に関するQ&Aも参考になります。もっとも大切な研究計画書の書き方も記載されています。さらに、過去の入試問題も掲載されているので、HPはよく見ておいてください。2015年は11月の中旬にお茶大の説明会が行われました。説明会には必ず行ったほういいと思います。説明会では先生方と直接お話しできるので、自分の研究計画書を持って行って先生に相談してみるのがいいと思います。また、説明会では、試験のために、参考になる本のリストがいただけるので、とても役に立つと思います。出願に関して、トラブルや分からないことがたくさんありましたが、入試課にメールで問い合わせをしたところ、すぐに対応してくださいました。もし出願に関する質問があったら、入試課に問い合わせるといいと思います。

​受験対策:情報収集

 

※こちらに載せている内容は経験談です。あくまで一例として、ご参照ください。

​■外部

 他大学・他専攻であったので、まずはお茶大の「日本語教育コースについて」と「先生方の専門分野について」知ることを重視しました。情報収集のために、お茶大のHPと日本語教育コースのHP、先生方のHPを読みました。日本語教育コースのHPには、Q & Aや先輩方のHPがあり、入試のために役に立つ情報がたくさんありました。また、大学の入試情報のリンクが付いており、入試の過去問が掲載されています。Q & Aには、受験する人ならではの疑問について、詳しく回答されているので、とても役に立ちました。ぜひ見てみてください。お茶大の雰囲気を知るためには、とても良い機会だと思います。

また、先生方のHPには、詳しい専攻や論文の情報、入試に対するアドバイスもありました。しかし、HPの情報だけだと足りないと思ったので、実際に先生が書いた論文と書籍を読みました。論文や書籍だけでは足りないと感じたら、先生にメール等で連絡をするのもいいかもしれません。

さらに、入試説明会にも参加しました。先生からコースについての説明があり、先輩方の体験談を聞くことができました。HPよりも具体的な入試アドバイスもあったので、ぜひ参加してください。

■社会人

 大学院の入試説明会やオープンキャンパスに参加しました。そこで先輩に相談し、入試前の準備についてや、自分のしたい研究がどのような位置づけなのか等を聞くことができました。そこでお薦めの参考文献を聞くこともできるので、その後の対策にとても役立ちます。指導を希望する教授が定まったら、その先生にアポイントをとって相談をしに行きました。また、大学のHPからゼミ別の先輩方の修士論文のタイトルを調べたり、先生方のサイトを拝見したりもしました。先生のHPにも事前に読むべき本が書かれていることもあるので、必ず見ておきましょう。仕事が休みの土曜日に国会図書館に何度も通って、研究に関連する文献を調べては手当たり次第読みあさりました。たくさん調べていくことで、自分の研究したい分野がどこなのか、その分野で著名な研究者は誰なのかも把握できると思います。日本語教育コースがある他の大学院の情報も調べた上で、なぜお茶大に入りたいのか考えることも大切だと思います。

​■内部

 お茶大の学部に在籍している1番のポイントは、やはり情報が集めやすいというところです。私は学部生のうちに、日本語教育基礎コース(現在の日本語教育副プログラム)の授業を出来るだけ受講しました。そこでどの先生がどんな分野を研究してらっしゃるのかを大体把握することができました。付属図書館には先生方の著書もあるので、それらを借りて読むことも可能です。そうした中で、自分の興味のある分野、研究したい分野を段々と絞っていき、受験前に自分が志望するゼミを決めました。本当は余裕をもって見たかったのですが、卒論が重くのしかかり、結局年末に今のゼミの教授とメールで連絡を取り、ゼミ見学をさせて頂きました。また、留学生相談室のチューターの中には日本語教育コースの院生がいます。私はそこで知り合いから紹介してもらった今のゼミの先輩に大変お世話になりました。同じ学内に行きたい大学院があるということは、本当に有り難いもので、どんどん情報収集するためにその利点を活用するべきだと思います。

外部
社会人
留学生

​■元研究生

 研究生は、日本語教育コースの先生方が開講されている学部の授業に参加して、先生方の専門領域の講義を聴くことができます。また、大学院ゼミに参加して、先輩方のご研究の一端を知ることができます。ゼミでは、先輩方が入試の情報や専門試験に必要な本も教えてくださいました。そして、研究生は大学付属図書館や日本語教育コース室が利用でき、研究計画書を書くための資料や参考図書が借りられます。さらに、研究生になることの最大のメリットは、各ゼミの研究生同士が協力し合い、ゼミや授業などの情報が交換できることです。
 過去の入試問題を見る方法は、2つあります。一つは入試課で見られますが、入試問題を持ち帰ることはできません。もう一つはお茶大のサイトで専門分野の問題のみ見られます(ただし、過去3年分のみ)。また、毎年12月頃に開催される大学院進学説明会に参加すると、先輩方に経験談をうかがえ、先生方に直接ご相談することができます。また、参考図書一覧もいただけます。これはとても参考になりました。

元研究生 
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